<カブス4-0パドレス>◇15日(日本時間16日)◇リグリーフィールド

 精密機械から初安打だ。カブス福留孝介外野手(31)が、パドレス先発350勝投手マダックスから中前打を放った。オープン戦での対決は2打数無安打1四球だったが、第2打席で初球を中前にクリーンヒット。「対戦している時は、誰であろうとあまりスゴイとは思わない」と堂々たる態度だった。

 福留自身は二塁ゴロに倒れた第1打席に手応えを感じていた。2回無死二塁、カウント1-2からの外角ツーシームを引っ張って進塁打にした場面だ。

 外角を執拗(しつよう)に攻められることが多く、右飛5に対し、左飛は19。「左にしか飛ばない球しか来ない」とこぼしたこともあるが、この日はマダックスから狙い通りに進塁打にできたことで「それも1つの技術。結果として納得している」とうなずいた。試合は、先発デンプスターが8回1/3を無失点12奪三振の力投を見せると、守護神ウッドが締めくくって完封勝ちした。(シカゴ=佐藤直子通信員)