<タイガース4-3レイズ>◇27日(日本時間28日)◇コメリカパーク

 レイズ岩村明憲内野手(29)が、シャンパンファイトを逃した悔しさをプレーオフにぶつける。初の地区優勝を決めたチームは、タイガースに3-4と惜敗し3連敗。大半の主力とともに休養した岩村だが、前夜の緊急祝勝会に招集がかからなかったことに関して、まだ気持ちの整理がつかない様子だった。

 「さすがアメリカ。日本人からしたらガッカリですよ。チーム崩壊にならなければいいけど…」。チーム最多151試合出場の功労者を差し置いて、昇格したばかりの若手が大騒ぎしていた現実に落胆した。それでも「シャンパンファイトは責任者が分からないし、誰も責めようがない」と冷静に話し、大事な時期にチーム内に不協和音を起こすつもりはない。

 それよりも問題は、ここにきての3連敗だ。「この負けを止めないことにはプレーオフに入れない。明日は試合に出て止めたい」と、流れを取り戻すためにレギュラーシーズン最終戦への出場を明言した。地区シリーズは10月2日に地元セントピーターズバーグで開幕することも決定。「プレーオフで勝って、あらためてシャンパンファイトをやりたい」と“雪辱”を誓っていた。(デトロイト=高宮憲治)