<ヤンキース6-7ブルージェイズ>◇6日(日本時間7日)◇ヤンキースタジアム

 【ニューヨーク=大塚仁】ヤンキース松井秀喜外野手(35)が、ますます調子を上げてきた。ブルージェイズ戦でスタメンを外れたが、3点を追う9回2死二、三塁で代打起用され中前に2点適時打。1点差と迫る貴重な1打で球場の雰囲気をがらりと変えた。追撃及ばず敗れてチームの連勝は3でストップしたが、7月の5試合で15打数8安打の打率5割3分3厘、3本塁打10打点。「若干泳いでますけど、いい打ち方だった」と好調を自覚する松井がさらに勢いづいた。

 この日球場入りするとすぐにスタメン落ちを知らされた。試合後は「チームが全体的なことを考えて決めているでしょうから、僕自身は理解してます」と落ち着いて話したが、3ラン4打点の翌日だけに「ほんと?」と驚いた表情も浮かべていた。試合前のジラルディ監督は「休養も必要だし、左投手に強いテシェイラをDHで使いたい」と説明。だがテシェイラは5打数無安打に終わり、試合後は「松井の大きな一打で、何かが起こると思ったよ」とまで同監督に言わしめた。松井の存在がチーム内でまた大きくなった。