ロイヤルズは13日(日本時間14日)、成績不振で、就任3年目のトレイ・ヒルマン監督(47)を解任した。ロ軍は13日現在、12勝23敗でア・リーグ中地区最下位。同監督は責任を取る形で、大リーグ監督では今季初めて解任された。後任は元ブルワーズ監督のネド・ヨースト氏が務める。
ただロ軍は最後までヒルマン監督の人間性を高く評価。AP通信も「投手起用や采配で負けたこともあった。ただ彼の人柄を問題視する人間はいなかった」と打電したほどだった。そして球団は最後の温情を見せた。実は解任通達は、この日の朝。メジャーではすぐさま荷物をまとめて球場を去るのが通例だが、ムーアGMは、この日のインディアンス戦を最後の1戦として任せることにした。
試合は09年のサイ・ヤング賞グリンキーが先発。ここまで勝ち星なしの4敗だったが、6回8安打3失点の今季初勝利をヒルマン監督にプレゼントした。「球団のみんなを本当に尊敬している。この世界では時に物事がうまくいくこともあれば、そうでないこともある」と同監督。ムーアGMは「難しい決断だった。私はトレイのことが本当に好きだ」と声を詰まらせた。




