ヤンキースは投手陣のやりくりで苦しい状況が続いている。今季不調のバーネットはホワイトソックス戦で4回途中9失点でKOされた。左足付け根を痛めてDL入りしている先発左腕ペティットは、復帰に向けて75%程度の力で25球の投球練習を行ったが、ジラルディ監督は「復帰の時期はまったくわからない」と慎重。キャッシュマンGMは「ペティットの復帰を見込んでおり、球団外から投手は補強しない」と話すが、ウエーバーにかけられたと伝えられたドジャース黒田博樹投手(35)ら投手陣の補強に動く可能性はあるとみられる。(シカゴ=水次祥子)