ロッテ西岡剛内野手(26)の独占交渉権を獲得したツインズの地元紙スタートリビューン電子版は28日、「ツヨシ・ニシオカに期待するもの」という特集記事を掲載。「長期、短期の両面で、ニシオカはツインズにとってふさわしい選手」と、大型契約に発展する可能性を分析した。

 比較対象としたのが、06年オフに同じくポスティングでデビルレイズ(現レイズ)に移籍した楽天岩村の契約内容。オプション1年を含む4年1230万ドルが基準になるとし、「ニシオカの方が2歳若く、ミート力も上。盗塁にも積極姿勢で、理想的な2番打者」と評価。「平均400万ドルの3年契約なら、リスクとしても許容範囲。4年、もしくは5年の長期契約になっても驚かない」とさらなる好条件も望めるとした。

 また同紙はツ軍が昨オフ、トレードで岩村獲得に動いていた事実を明かし、西岡への入札金は550万ドル(約4億4000万円)だったとも報じた。