中日を自由契約となり、メジャー挑戦を目指しているチェン・ウェイン投手(26)のオリオールズ入りが9日、濃厚となった。関係者によると、希望する複数年契約など条件面で基本合意した模様で、細部の詰めなどで最終合意に至れば、メジャーリーガー・チェンが誕生。ソフトバンクからFA移籍した和田毅投手(30)とともに、日台の先発左腕コンビが結成される。

 08年オフに上原を獲得したオ軍は、チェンがメジャー挑戦を希望して以降、登板を視察するなど早い段階からリストアップしてきた。昨季のチーム防御率は30球団中最下位の4・89で、特に先発陣は5・39と散々だった。ショウォルター監督は「トレードやFA補強を考えたい」と先発強化を明言。救世主として和田とともに白羽の矢が立った。チェンは一昨年オフに11年限りで自由契約になることを要望し、球団も了承。昨年11月23日、台湾に戻る際には「(日米)両方とも考えている」と残留の可能性も示していた。