マリナーズ岩隈久志投手(30)の日本凱旋(がいせん)デビューは難しくなった。ウェッジ監督が「現時点で」と前置きした上で、アスレチックスとの日本開幕シリーズで3月28日はエースのヘルナンデス、29日は左腕バルガスの先発起用を明かした。岩隈は25日阪神戦、26日巨人戦のいずれかのオープン戦で調整登板するとみられ、米国での公式戦デビューが濃厚。2カード目が4月9日からのレンジャーズ4連戦で、ダルビッシュとともにデビュー戦で投げ合う可能性もある。

 キャンプイン初日、岩隈はヘルナンデスら主力の先発ローテ組に入り、バント処理やけん制練習を行った。1時間半の短さに驚きながら、「足りないと思えば自分でやればいい」と前向きだった。13日(日本時間14日)からブルペン入りする。ウィリス投手コーチは「私は柔軟に受け入れるし毎日毎朝、彼と話をして対応していく」と岩隈の実績を尊重し、ある程度の自己流を容認すると話した。