【ボストン(米マサチューセッツ州)18日(日本時間19日)=高山通史】レッドソックス松坂大輔投手(31)が、早期復活へのキーワードに「ダルビッシュ」を設定した。昨年6月に右肘の靱帯(じんたい)再建手術を行い、マイナーで調整中。この日、ダルビッシュが入団したレンジャーズ戦でチームに一時合流し、対面できずニアミスに終わったが、発奮材料になっていることを明かした。「早く戻って対戦したい気持ちになりましたし、それが間違いなく僕のモチベーションになっています」と意気込んだ。

 同じア・リーグに加入した「メード・イン・ジャパン」の本格派右腕に、少しだけ、はやる気持ちをあおられていた。松坂は「(現在拠点の)フロリダでダルの投げている試合や、他の選手が出ている試合をずっと見ています」と告白した。09年WBCでチームメートとなり、慕ってもらっていた後輩。総額で約1億ドル以上と同じ経緯でメジャー移籍しただけに、気になっていた。「でも焦らずにやっていきます」と言いつつ、言葉の端々に思いが表れた。

 現在はマイナーで練習試合に登板し、感覚を確かめられる段階まで到達。この日も最長で約90メートルの遠投などを行い、バレンタイン監督ら首脳陣に順調ぶりをアピール。20日(同21日)には本拠地で今季初めてブルペン入りする。「僕が早く(メジャーに)戻ってくればテキサスか、こっち(ボストン)で会える。そのときでいい」と、再会はお預け。現代の日本球界が生んだ最高峰の右腕同士の激突実現が、今から楽しみだ。