大物選手を放出し大幅に総年俸を縮小したマーリンズに対し、大リーグ選手会が戦力補強に資金を使い、総年俸を上げるよう異例の警告を出したことが21日、分かった。数カ月以内に資金を使わなければ、セリグ・コミッショナーにも協力を求め、球団側に圧力をかける予定だという。マ軍は昨年11月に大型トレードで約117億円を浮かせ、その後大きな補強をしないまま今季の総年俸は3500万ドル(約31億5000万円)にとどまっている。