マイアミのクリニックから複数選手に禁止薬物が提供された問題を調査する大リーグ機構が3日(日本時間4日)、ヤンキースのアレックス・ロドリゲス三塁手(38)に来季終了まで出場停止処分を科すことが分かった。

 ジラルディ監督はロドリゲスを「戦力」にカウントした。この日でマイナーでの調整を終えた主砲について「5日に遠征先のシカゴでチームに合流すると見込んでいる。長打力のある打者がもう1人戻ってくる。復帰を楽しみにしている」と話した。5日に出場停止処分が発表される見通しだが「どうなるのか分からない。何も知らされていないし、知らされるとしたら最後だろう」とコメント。選手会長のグランダーソンは「シカゴで彼と会えることに興奮しているよ。違反した選手は処分を受けるべきだとは思うけどね」と複雑な表情だった。