大リーグ公式サイトや試合のネット中継を運営しているMLBAMが1日、最新テクノロジーによる選手解析システムを導入した中継を開始すると発表した。投手が投げた球の初速、終速、ボールの回転率や、打者のバットスピード、打球角度、飛距離、打球の種類などが、プレー発生時とほぼ同時に数字として表示される仕組み。外野手が打球処理をしたときの野手の位置から打球の位置までの最短距離、野手が実際に動いた経路と距離、打球を追ったときの加速度なども表示され、マニアックなデータが盛りだくさんとなる。解析システム機器は今季、メッツ、ブルワーズ、ツインズの球場に設置され、15年までにメジャー30球場すべてに備えられるという。