阪神藤浪晋太郎投手(20)が大阪桐蔭の1学年後輩である西武森友哉捕手(19)を圧倒した。

 7回1死走者なしでプロ初対戦。初球はボール気味の内角153キロで豪快な空振りを奪うと、2球目からは3球連続で自己最速タイの157キロを記録。空振り、ファウルの後、左飛に打ち取った。

 計4球すべてが直球。「全球ストレートは梅さん(梅野)の計らいかな、と。真っすぐで押そうとしっかり腕を振りました。打たれたら何を言われるか分からないんで」と冗談交じりにニッコリ。3回で3三振を奪い、2安打無四球で無失点と調整は順調だ。