阪神の主砲マウロ・ゴメス内野手(30)が、同点となる2点二塁打でサヨナラ劇のお膳立てを果たした。

 2点リードされた8回2死一、三塁で中日又吉の140キロシュートを、右翼線に運んだ。一塁走者西岡の激走もあり試合は振り出しに。1番鳥谷からの上位打線4連打で3点を奪った。

 試合後は「あのイニングはみんながつないでいい形で来ていた。流れを途切れさせることなく続いていきたかった。難しい球だったけれど、うまく捉えることができたよ」と笑顔で球場を後にした。