オリックス中島裕之内野手(32=アスレチックス3A)が「移籍1号」を放った。2-4とリードされた6回1死、ソフトバンク武田のスライダーを左中間にソロアーチ。新設のホームランテラスを越えてスタンド席まで届いた。日本の公式戦では西武時代の12年9月5日ソフトバンク戦(西武ドーム)以来、938日ぶりの1発。その後の逆転を呼び込んだ。

 「相手に打たれてばっかりやったんで、いったろうかなと思って打席に入った。前の打席で同じ球を打ち損じていたので、打てて良かった。1勝したことで次につながる。僕もホームランが出たので、これからも打っていけるようにしたい」と振り返った。