阪神マウロ・ゴメス内野手(30)が判断ミスを悔やんだ。1回1死一、三塁で4番坂本のゴロが一塁を守る自らの前に転がってきた。

 <1>本塁へ送球して1点を防ぐ

 <2>二塁へ送球して併殺を狙う

 <3>一塁ベースを踏んで確実にアウトを稼ぐ

 3つの選択肢が考えられた中で、ゴメスは一塁を踏む<3>を選択した。「打球がスピンして緩い球だった。ホームは難しいと判断してああいう形になったんだ」。しかし、高代内野守備走塁コーチは「あれはホームや。あの打球で併殺は取れん」と説明。本塁に送球すれば1点(先制点)を防げた可能性が高く、巨人ペースで試合が進む一因になってしまった。打撃では3点ビハインドの4回無死一塁で適時二塁打を放ち、勝負強さを発揮した。