阪神マウロ・ゴメス内野手(30)が今季甲子園第1号を放った。

 2点ビハインドの6回1死一塁。好投していた巨人高木勇の初球を左翼ポール際に運んだ。同点の2号2ランに甲子園は大盛り上がり。3月29日中日戦(京セラドーム大阪)以来17試合ぶりのアーチとなった。「高木投手はいいピッチャーなので、ストライクゾーンだけにしっかり反応しようと思っていました。自分の打てる球に対して、いいスイングで捉えることができたね」。

 チェンジとなりゴメスがベンチから足を踏み出した瞬間から、四方八方を黄色く染めたファンが大きな拍手で出迎えた。