ロッテのドラフト1位、中村奨吾内野手(22)が良い仕事をした。

 「9番二塁」で、自身3度目のスタメン出場。2回の第1打席で左前打を放つと、6回無死一塁の第3打席では初球で送りバントを決め、追加点につなげた。7回の第4打席は、ファウルで13球粘った末に四球を選んだ。「バントを1球で決められたのが良かったです」と笑顔を見せた。

 伊東勤監督(52)は「奨吾も、(3安打の)吉田も、今日は粘りが勝った」と目を細めていた。