右肘痛の不安から2軍調整を続けてきた日本ハムのドラフト1位有原航平投手(22)が、1軍に初合流した。

 昨夜、大阪入り。1軍デビューが決定的な15日オリックス戦(札幌ドーム)に向けて、この日から1軍に同行することになった。2軍では6日のイースタン・リーグ西武戦でプロ入り最長7回6安打1失点で、デビュー前の最終調整を完了。「2軍でもしっかり投げてきて、いつ投げてもいいと思ってきた。この調子でいければ」と手応えを見せた。

 栗山監督は、スポーツキャスター時代に、広陵(広島)のエースで10年夏の甲子園に出場していた有原を取材した経験があり、感慨深げ。「高校時代にしっかり見させてもらったのは大きい。自分のやってきたことを、まずは試してくれと伝えた」と期待を込めていた。