日本ハム上沢直之投手(21)が復帰後、初白星を手にした。

 序盤に4点の援護を受け、3回と6回をのぞき毎回走者を背負うも粘投。7回の先頭に、この日初めて四球を出し2死一、二塁のピンチを招いた。代打で40歳の井口が登場。高めに浮いた直球139キロをはじき返され、左翼線2点二塁打と左翼の失策が絡んで三塁進塁を許した。2点差に迫られ6回2/3、5安打3失点で降板。6月12日に再調整のため出場選手登録を抹消され、約1カ月ぶりの1軍登板で課題を残した。

 「イニングの途中で下がるのは、今年続いているので悔しい。活躍しないといけないと思っているし、1軍の勝利に貢献していきたい」と、さらなる活躍を誓った。