日本ハム栗山英樹監督（５４）が、復帰戦の右腕を絶賛した。

　この日、２軍での再調整を終え出場選手登録された上沢が先発。走者を背負いながら７回途中、５安打３失点と粘投した。今季３戦３敗のロッテ先発の石川に投げ勝ち、復帰後初白星。

　指揮官は「最後（７回途中で降板となり）悔しかったと思うけど、こういう（投球内容）がすごく大事。勝たせてあげられて良かった」と一緒になって喜んだ。

　序盤に４点を奪い援護した打線には、今後に向けて苦言を呈した。「勝ったからあえて言うけど、もうちょっときちっとやらないといけない」。１０残塁と決定機を逃すシーンも目立ち、次戦以降での改善を促していた。