ロッテが3-2の5回に3点を追加した。まず2死二塁で大松尚逸内野手(33)が左前適時打を放った。楽天美馬のカーブを流し打ち、貴重な追加点。今季初打点を挙げ「(先発)涌井が頑張っているから、追加点を取ってあげたかった。伊志嶺も続いてくれて、いいイニングがつくれたね。ここまで、チームに貢献できていなかったから、ここから少しでもチームの勝利に貢献できるようにやるだけです」と話した。

 さらに、2死一、二塁で伊志嶺翔大外野手(27)が右越えに適時二塁打を放ち、2点を追加した。右翼ポール真下のフェンスを直撃。判定はフェアだったが、楽天側の抗議もありビデオ判定に持ち込まれた。その結果、あらためてフェアとされ、2点を加えた。「追い込まれていたので、何とか食らい付いていきました。判定は自分では分からなかったけど、審判が決めることなので、フェアで良かったです。2人かえすことが出来ましたからね。そして先輩に続くことも出来ましたしね」と、東海大の先輩である大松に続く今季初打点を喜んだ。