ロッテ涌井秀章投手(29)がプロ通算100勝目を挙げた。

 8回、先頭の聖沢に2球を投げたところで右ふくらはぎがつり、自ら降板。それでも、雨の中、7回まで4安打2失点(自責1)に抑えた。

 「調子は、あまり良くなかった。とにかく、低め、低めで。勝てる時は内野ゴロが多くて勝つ。そういう試合が多い。今日も結果手に内野ゴロが多くなって、徐々に体がキレてきた」と振り返った。

 伊東勤監督(52)は「粘りがあった。かわすところは、かわして。特に、外国人を上手に攻めていた」と称賛。

 通算100勝については「まだまだ通過点。先の勝利にこだわって、どんどんやって欲しい。意外と遅いね。ちょっと回り道。本来は、とっくに達成しておかないとね」と、さらなる活躍を期待していた。