巨人は同点の延長10回に4番亀井善行外野手(33)が2ランを放ち、今季3度目のサヨナラ勝ちを決めた。

 2度目の先発となった内海は7回途中に左もも裏をつって降板したものの、粘りの投球で3失点。3番坂本が同点適時打、5番長野が2試合連続の11号2ランと、クリーンアップ全員が打点をマークした。試合後、原辰徳監督(57)のコメントは以下の通り。

「(亀井)ナイスバッティング。カウントがよければエンドランもと思っていたが、坂本が揺さぶって(カウントが)3-2になって真っすぐを放らせた。つながりがあると思う。(クリーンアップが)クリーンアップらしくなってきたというかね、存在感が出てきましたね。(内海)この状態なら次もあるでしょう。ナイスピッチングでした。ただ、勝ち越してからの先頭の四球は、本人も次に改めるでしょう。未来永劫(えいごう)、ないようにしないと。(大勝の翌日が大事と言っていたが)今日より明日の方が大事だよ」