西武が11年7月以来の9連敗で、今季初の借金生活に突入した。

 打撃不振が深刻で、わずか2安打で無得点。今季初めて浅村栄斗内野手(24)を6番に下げ、栗山巧外野手(31)を3番に置いたが、即効性はなかった。3連戦でロッテ投手陣から奪ったのは2得点。4位ロッテとゲーム差なしに迫られ、田辺徳雄監督(49)は「連敗中というのもあって、何とかしようというのが空回りしている」と嘆いた。