ロッテ大嶺祐太投手(27)が7回4安打1失点で、自己最多タイとなる5勝目を挙げた。

 2-1の7回、2死二塁で代打矢野を迎えた。四球を与えたが「勝負したかったけど、後悔しないように腕を振ることを意識した結果の四球でした」。次の西川を初球のカーブで二飛に打ち取り、お役御免。前回の無四球完封に続く好投で、チームを再び勝率5割に戻した。自己最多タイの5勝目については「勝ちが付くに越したことはないけど、試合を作って、チームが勝ってくれればいい」と話した。

 伊東勤監督(52)は「接戦の中で勝った。次につながる」とねぎらった。チームは前日に7連勝が止まったが、連敗を防いだ。「すごく大事な試合だった。負けたら、ずるずる行くチーム。昨日の負けを取り返してくれた」と話した。