オリックス西名球団社長が、来春宮崎キャンプにマーリンズのイチロー外野手(42)の参加を熱望した。29日、京セラドーム大阪で迎えた球団の仕事納めで「宮崎に来てくれたらうれしいね。こんなこと言ったら『球団社長が熱望』って書かれるなあ」とラブコールを送った。具体的な動きはないが、実現すれば大きな話題を呼びそうだ。球団は将来的にイチロー獲得という夢プランを抱いている。

 1年前は大型補強で期待が膨らんでいた。結果的にはかろうじて最下位を免れての5位。4番候補として獲得したブランコも、まったく機能しなかった。同球団社長は「(5位は)残念な結果。こうなっても、誰も責任を取らないからね」とフロントをちくりとやった。社員に向けたあいさつでは「優勝というより、今年のような成績にならないのが最低目標」とあくまで控えめだった。