中日ドラフト1位の小笠原慎之介投手(18=東海大相模)が新しい相棒を手にした。合同自主トレ休日の14日、ドラフト4位福敬登投手(23=JR九州)とキャッチボールを行い、おろし立てのプロ仕様グラブを使用した。

 「高校は高校、プロはプロということで挑戦してみました」

 これまでの愛用品より指が1センチ短く、全体的に見た目にも小ぶりだ。前楽天の斎藤隆モデルを改良した。高校では巨人菅野モデルを小さくしたものを使っていたが、投球時、胸に抱えたときの違和感があった。メーカーに注文してさらに短く仕上げた。

 斎藤隆氏は小学校時代にドジャースで活躍していた姿が「かっこよかった」と強く記憶に残っている。キャッチボールで試してみて「フィットしていい感じです。まだ投球練習していませんが、よければ使います」と試合用に予定している。【柏原誠】