今秋ドラフトの目玉、創価大・田中正義投手(3年=創価)が今春初登板し、3回1安打2四球無失点で3三振を奪った。

 ネット裏には10球団のスカウトや報道陣が集結。立ち上がりこそ「緊張もあった」と力みが見られたが、2回にこの日最速の152キロをマーク。右肩の疲労で調整が遅れていた影響を感じさせない投球を見せた。

 予定の3回を47球で投げ切った最速156キロ右腕は「今の自分のレベルがわかったことが収穫。1日も無駄にはできない。今日出たズレを直していきたい」と話した。