日本ハムが今季115試合目で初めて首位に立った。

 3回までに4番中田の2打点などで4点を先行。先発増井も安定した内容でプロ初完投勝利と、投打がかみ合って3位ロッテに同一カード3連勝。試合後に「マイナス0・5差」で追っていたソフトバンクが敗れ、1・5ゲーム差の1位となった。

 最大11・5ゲーム差から、ついにトップに立った栗山英樹監督(55)だが「それは、ウチは関係ない。勝ちきるだけ」と、表情は変わらず。主砲として打線を引っ張った中田は「ここからが苦しくなる。やってくれると、信じている」。これでチームは今季5度目の4連勝で貯金は今季最多を更新する「28」。ゲーム差がマイナスだった珍現象も解消した。