ヤクルトは26日、森岡良介内野手(32)が今季限りで引退すると発表した。

 本拠地最終戦となる28日DeNA戦(神宮)で、引退試合が行われる予定。球団側はこれまでの貢献度を高く評価しており、今後については何らかのポストを用意する方針だ。森岡は明徳義塾(高知)時代の02年夏の甲子園で同校の初優勝に貢献。同年ドラフト1位で中日に入団。08年オフに戦力外通告を受けたが、09年にヤクルトに入団した。14年から昨季まで選手会長。通算556試合で290安打、7本塁打。「前球団を6年間で戦力外となり、そこからヤクルトで8年間もお世話になり、選手会長までさせていただきました。15年のリーグ優勝が一番の思い出です。本当に温かいご声援、ありがとうございました」と球団を通じてコメントした。