今季限りでの引退を表明しているヤクルト森岡良介内野手(32)が、6回先頭に代打で登場した。

 初球146キロ高め直球をフルスイング。プロ最後の打席は、二ゴロに終わった。一塁を駆け抜けると、涙があふれ出た。試合後は自身の背番号に合わせ、10回胴上げされた。「本当に最後の打席を与えてくれた監督やコーチ、スタッフや選手のみんなに感謝したいです。プロ14年間、もうおなかいっぱいです。本当に大きな声援ありがとうございました」と言葉を絞り出した。