西武中村剛也内野手（３３）が２１日、西武プリンスドーム内で契約更改交渉に臨み、現状維持の４億１０００万円でサインした。

　今季は右膝痛などの影響もあり、打率２割３分８厘、２１本塁打、６１打点。不本意な成績に沈み、不振による２軍降格も味わった。「本当に悔しいです。最低、最悪なシーズンでした。評価出来る数字じゃないな、と」と悔しさをにじませた。

　来季への目標を問われ、色紙には「がんばる。」と書いた。４年契約の最終年となる１６年目のシーズンに向け、「本当にやるだけ。ここ何年かＢクラスで、悔しい思いしかしていない。上を目指して、ケガなくシーズンフルに戦いたい」と雪辱を誓った。（金額は推定）