いよいよ期待の新人右腕がベールを脱ぐ。昨秋ドラフトの目玉のひとり、ロッテのドラフト1位石垣元気投手(19)が、17日の楽天戦(ZOZOマリン)で1軍デビューするプランであることが14日、分かった。1軍先発プランを温めてきたサブロー監督(50)が、タイミングを見計らう中で17日の先発が内定した。ファーム・リーグでは18試合に登板し、0勝0敗、防御率7・20。今月5日阪神戦では先発テストを行って、1回無失点に抑えていた。球団の高卒新人では、2008年唐川以来となる。

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昨秋ドラフトで2球団競合した期待の高卒右腕が、マリンのマウンドに上がる。石垣元が17日楽天戦の先発に内定。早ければ16日にも合流し、コンディションを確認する。高卒新人の1年目1軍先発デビューは球団では2008年唐川以来で、佐々木朗希(現ドジャース)でも果たしていない。

ファームでは18試合に登板(先発は2試合)。5日の阪神戦では2度目の先発マウンドに上がり、1イニングを2奪三振無安打無失点に抑えた。サブロー監督はこれまで「チャンスがあったら(1軍で)投げさせたい。お客さんも楽しみにしているだろうし。1年たってないけど、今どうなってるんやろ、どこまで伸びてるんだろうとか、俺も見たい」と話していた。最長で2イニングしか投げていないため、1軍初マウンドも短いイニングになる見込みだ。

2軍では4月11日の日本ハム戦の初登板で1/3回3失点、4与四死球と苦しいスタートだった。本人も「自分が思っていた通りにはいってないんです」と話す。それでも「けがなくきているので、順調かなと思ってます」と、登板を重ねて1年目に1軍マウンドまでたどり着いた。

最初の登板で1つのアウトしか奪えなかったため、防御率は7・20だが、奪三振率は14・40と持ち前の力強い直球を投げ込んでいる。「そこに関しては自信持ってるんですけど、まだ日によってのばらつきが激しい。そこを克服できればいいのかなと思ってます」と課題も見えている。入団時からは体重も5キロ増え、体つきも変わってきた。

同期入団の投手では大卒の毛利や、社会人・独立リーグから入った大聖、高橋が先に1軍の舞台に立った。寮の食堂でその姿を見て、自分を重ねた。いよいよ、大勢のマリーンズファンの前で成長を披露するときがやってきた。

◆石垣元気(いしがき・げんき)2007年(平19)8月16日生まれ、北海道登別市出身。小1時に柏木ジュニアーズで野球を始める。健大高崎で1年春からベンチ入りし、4季連続で甲子園出場。24年春に佐藤龍月との2年生コンビで優勝に貢献。25年ドラフトで2球団の1位指名を受け、ロッテ入団。今季2軍では18試合、0勝0敗、防御率7・20。今季推定年俸1600万円。180センチ、78キロ。右投げ両打ち。

◆ロッテ高卒新人投手の先発デビュー 過去11人おり、08年唐川が最後。唐川は4月26日ソフトバンク戦で初登板勝利を挙げると、デビューから3戦3勝の活躍を見せた。初登板初先発で白星は唐川と、毎日時代の52年清水の2人しかいない。なお、他球団で先発デビューの高卒新人は昨季の柴田(日本ハム)篠原(西武)山口(オリックス)の3人おり、先発勝利を挙げたのは19年吉田輝(日本ハム)を最後に出ていない。