岩手県警は21日、無免許運転でスピード違反をしたとして、道交法違反(無免許・速度超過)の疑いで、住所不定、元プロ野球選手の会社員種田仁容疑者(45)を逮捕した。

 逮捕容疑は、21日午後3時20分ごろ、岩手県一関市の主要地方道で、法定の最高速度(時速50キロ)を超えてライトバンを無免許運転した疑い。

 県警によると、種田容疑者は勤めている内装業の営業で運転していたが、免許停止期間中だった。「免許停止は明けていると思っていた」と話しているという。

 種田容疑者は大阪・上宮高から1990年、中日に入団し横浜、西武へ移籍。「がにまた打法」と呼ばれる独特の打撃フォームで人気を集めた。引退後、楽天でコーチを務めたが、2012年1月、一身上の都合で自主退団となった。