西武誠投手(22)が7日、西武プリンスドーム内で契約交渉を行い、100万円ダウンの年俸600万円で更改した。

 今季は春季キャンプ中に右肘靱帯(じんたい)を損傷。1軍登板は9月に入っての2試合先発のみにとどまった(0勝2敗の防御率11・74)。昨季はイースタン・リーグで最多勝を獲得しながら、故障に泣いた4年目のシーズンを振り返り、「1軍で頑張るぞ、という気持ちで臨んだんですが、ケガでリタイアして半年間くらい投げられず、すごく悔しかった」と唇をかんだ。

 年明けからは昨年に続き、野上とともに自主トレを行う予定。来季に向け「体をしっかり作って、1年間ケガをせず、ローテーションを守りきれる投手になって、1軍で絶対勝てるように頑張りたい」と、プロ初勝利を誓った。(金額は推定)