阪神岩崎優投手(25)が13日、ABCラジオの「堀江政生のほりナビクロス」に出演し、来季の意気込みを語った。

 今年は16試合に登板して3勝5敗、防御率3・63だった。来年はすでに救援への転向が決まっている。その舞台裏を明かす形で、シーズン中に金本知憲監督(48)から告げられたのだという。「トレーニングルームで会ったときに『先発、お前、未練はないだろう』と言われて。勝ててなかったので、何も言えなかったです。『そうですね』と」。

 番組では元阪神投手コーチの中西清起氏(54=日刊スポーツ評論家)と掛け合いトーク。救援の心得を問われた中西氏は「ルーティン」を挙げて「投げるか投げないか分からない。体力を持たせるために準備が必要」と説いていた。

 来季の目標を問われ「50試合登板に挑む。リリーフとして1年間投げたら、それくらい行くのかな」と話すと、中西氏から「7、8回のセットアッパーなら、65試合はいかないとな」とノルマを課されていた。また「1を大事にしてほしい。リリーフは1しかない。1球目で狂ってくる」と金言も授けられた。