<阪神2-1横浜>◇11日◇甲子園

 阪神能見篤史投手(30)がプロ5年目にして自身初の2ケタ10勝目を手にした。初回、2死二塁で4番ジョンソンを迎えたが、カウント2-2と追い込むと得意のスライダーで三振を奪いピンチを脱した。2回、打線が金本知憲外野手(41)と浅井良外野手(30)の2本のソロで援護。6回に1点を失うが、7回まで投げ5安打1失点の好投だった。今季は1度中継ぎにも回った。だが、先発に復帰した7月19日の巨人戦以降は、7勝1敗と抜群の安定感を誇る。

 能見は「ピンとこないですね。あまり興味がないというか。勝ち負けはあとから付いてくるものだと思うので」と初の2ケタにもあっけらかんとしていた。

 [2009年9月11日22時47分]ソーシャルブックマーク