<オリックス8-6西武>◇28日◇京セラドーム

 西武が2連敗で5位に転落した。1点を追う4、6回にいずれも中村剛也内野手(27)の2打席連続2ランで逆転したが、直後のイニングで2度、試合をひっくり返された。

 特に6回は、逃げ切りを図って投入した江草仁貴投手(30)が2安打3四球で5失点。渡辺久信監督(45)は「1点差なら、こういう試合展開だから、どうなっていたか分からない。でも、フォアボールが絡むとビッグイニングになってしまう」と指摘。1死走者なしから、9番打者に与えたストレートの四球をきっかけに崩れたセットアッパーに奮起を促した。