<ロッテ1-1オリックス>◇6日◇QVCマリン

 今季5度目の引き分けとなったオリックス岡田彰布監督(53)は試合後、審判控え室に乗り込んだ。

 延長10回裏にセットアッパー平野佳寿投手(27)が、1死から今江敏晃内野手(27)里崎智也捕手(35)を2ストライクと追い込んでから、いずれも4球ファウルで粘られた。結果的に連続三振に仕留めたが、うまく時間を使われ、里崎を迎えた場面で開始から3時間28分が経過。3時間半を超えて新しいイニングに入らない今季ルールが適用される寸前だった。

 岡田監督は「打者の途中でええから『これで(次の回は)ない』とか、ベンチに合図、出してくれんと分からへん」と、以前から感じていた疑問を投げかけた。審判団は検討した上、7日も返答するという。