ヤクルトのトニー・バーネット投手(27)が6日、右手首にある豆状骨の剥離骨折のために出場選手登録を外れた。3日の巨人戦後から痛みを感じ、5日に検査を受けた。約3週間は投球できない状態で、小川淳司監督(54)は「シーズンは無理ではないか」との見通しを口にした。

 来日2年目のバーネットは今季、中継ぎとして主に8回を任されてチームトップの47試合に登板。1勝1敗2セーブ、防御率2・54をマークしていた。

 また、右足首を痛めて登録を外れている川本良平捕手(29)も5日に検査を受けた結果、右足首外側の靱帯(じんたい)断裂が判明。痛みが引くまでに2、3週間はかかり、今季中の復帰が難しくなった。川本は相川亮二捕手(35)に次ぐ2番手捕手として今季は41試合に出場していた。