<巨人5-0広島>◇18日◇東京ドーム

 総動員態勢を敷き、好機をモノにした。8回の攻撃で代打、代走を一気につぎ込み、登録野手16人全員を使い切った。ブルペンから投手の高木京、田原を呼び、野手の要員として万が一で待機させた。原辰徳監督(54)は「8回は勝負。(高木)京介は外野、田原は内野の経験があった。キャッチャーは…。勇人は、勇気があるからね」と説明し、「捕手坂本」までを想定した超積極策だったと明かした。

 高木京は「グラブは自分ので。ドキドキでした」。坂本は「ホントですか!やったことないです」と驚いていた。