広島投手陣が20日、エースにエールを送った。

 春季日南キャンプで大竹寛投手(29)は、今キャンプ初の打撃投手を務め、49球で安打性4本に抑える好投。2度目のシート打撃に登板したブライアン・バリントン(32)は、打者10人を3安打に抑えた。ローテーションの柱となる2人は、WBCに出場する前田健太投手(24)の状態が、今後の調整にも影響を及ぼしてくる。だが、ともにエースに信頼を置いており、大竹が「マエケンは自分をしっかり持っている。しっかり(本番に)合わしてくると思う。(状態が)良い方向に向かってほしい」と話せば、バリントンは「彼の力は必要。WBCで活躍して、良いコンディションで帰ってきてほしい」と願いを口にした。