<オープン戦:中日0-1広島>◇2日◇ナゴヤドーム

 広島大竹寛投手(29)が今季初の対外試合で順調な調整ぶりを見せた。先発し2回を投げて1安打2奪三振。3四球と制球にはやや苦しんだが、最速142キロをマークするなどで無失点に抑えた。

 大竹は「今はスピードよりもしっかり腕を振り切ることを大事にしている。その中で思い描いた球が行くかどうかです」と話した。

 ここ2年は右肩痛に悩まされていたが、昨季11勝を挙げ完全復活。野村謙二郎監督(46)も「一昨年、昨年を思えば順調だと思う」と先発ローテを担う右腕の仕上がりに満足そうだった。