<オープン戦:阪神2-1中日>◇6日◇甲子園

 中日の2年目右腕、西川健太郎投手(19)が、先発ローテーション入りへのアピールに失敗した。

 阪神戦で5回2失点の投球も、立ち上がりに阪神打線につかまり2失点するなど投球内容はいまひとつ。

 高木守道監督(71)は「あれじゃあどうしようもない。2年目の若さをバンバン、形として見せないと」とばっさり。

 西川も「前半は(西岡、福留ら)初対戦の打者が多く様子見してしまった。(捕手の)谷繁さんからも、もっと腕を振ってこいと言われました」と反省した。

 現在、吉見、山本昌、山内以外は先発が決まっていない。ローテ入りへ絶好のアピールチャンスを生かせなかった西川は、次回登板予定の11日巨人戦(浜松)で再チャレンジする。