広島は23日、広島市内の球団事務所でスカウト会議を行った。

 1位指名候補には、JR東日本・吉田一将投手(23=日大)や、九州共立大・大瀬良大地投手(4年=長崎日大)ら、大学・社会人の即戦力投手を指名することを確認。指名リストに入っている、桐光学園・松井裕樹投手(3年)は事実上回避する方針となった。

 指名候補は68人に絞られたが、約7割が投手。昨季は指名した5人全員が野手だったこともあり、松田元オーナー(62)は「今年は先発タイプの投手がどれだけ取れるか」と話した。