スタンドで見守った父の願いに応えた巨人浦田俊輔 後半戦もゆけ勝利への道を

年に1度の夢舞台。オールスターを楽しみにしているのは選手だけではありません。巨人浦田俊輔内野手(23)の父、秀明さんもその1人でした。7月28日の「マイナビオールスターゲーム2026」の第1戦(東京ドーム)。息子の雄姿をスタンドから感慨深げに見守りました。浦田選手も父の前で1安打1盗塁と持ち味を発揮。親子の間には特別な時間が流れていました。

プロ野球

★浦田選手の父秀明さんが語った主な内容

  • 「あり得ない」坂本選手に憧れた息子が球宴で同じベンチに
  • 「今の俊輔を使いたいとは思わない」1年前の父の本心とは
  • 「車の中は説教部屋」小学生時代、送り迎えの車中での思い出

◆浦田俊輔(うらた・しゅんすけ)2002年(平14)8月30日生まれ、長崎市出身。放虎原小1年から軟式野球を始め、海星中では海星シニア。海星高で2年夏に甲子園出場。九産大では1年春からベンチ入りし2年秋から正遊撃。24年ドラフト2位で巨人入団。1年目の昨季、開幕1軍入りし、開幕戦の3月28日ヤクルト戦(東京ドーム)に代打で出場し、デビュー。昨季は22試合、11安打、打率2割8厘、0本塁打、4打点。遠投117メートル。50メートル走5秒8。171センチ、67キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸1300万円。

7月28日 オールスター第1戦で二盗を決める浦田俊輔

7月28日 オールスター第1戦で二盗を決める浦田俊輔

父の願いが届いた

東京ドーム1階の一塁側内野席。秀明さんはネクスト・バッタースボックスに立つ息子の背中を見ながら夢のような時間に浸っていた。

「塁に出てほしいな~。塁に出たら盗塁して走ってほしいですよね~」

父の願いは届いた。浦田は8回に全パのロッテ横山から一塁内野安打をもぎ取ると、すかさず盗塁。二盗を成功させ、東京ドームを沸かせた。

翌日の第2戦の試合前。浦田本人に秀明さんとのやりとりの一端を伝えると「今日も走れたら走りますよ!」。

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2001年12月生まれ。千葉県千葉市出身。10年に地元球団のロッテが日本一になった瞬間をテレビで見たことがきっかけで、野球の面白さを知る。高校時代は、土日休みだった硬式テニス部に入部し、週末になると野球観戦に出かける日々を過ごしていた。
武蔵大社会学部メディア社会学科を経て、2024年4月に入社。夏の高校野球取材では東東京地区を担当。東東京代表の関東第一が甲子園でも決勝まで勝ち上がり(結果は準優勝)、胸が熱くなった。同年10月から野球部配属となり、遊軍として各球場を転々とした。
25年1月から巨人担当。趣味はドラマ鑑賞、神社仏閣巡りなど。好きな食べ物はラーメン(特に家系)。