<西武2-10オリックス>◇8日◇西武ドーム

 オリックスの9年目山本省吾投手(30)が自己最多の11奪三振の快投で完投勝ちした。真っすぐと変化球を両サイドに決めて強力西武打線に的を絞らせず。打たせて取る投球が持ち味だったが、5回までに10三振を奪った。大石監督は開口一番「今日は何と言っても省吾。ゴロピッチャーが三振ピッチャーになった」と絶賛。山本は「たまたま真っすぐが良くて三振が取れた。三振を取る投手じゃないんで勘違いしませんよ」と笑顔だった。

 [2009年4月9日10時20分

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