<巨人8-3楽天>◇8日◇東京ドーム

 ボコボコ、ボコボコボコ!

 楽天が5発のアーチを食らって今季初めてBクラスに転落した。先発長谷部康平投手(24)が4回持たずに3発浴びれば、井坂、青山も本塁打を浴びた。巨人得意の空中戦に持ち込まれ、殴られ放題の5連敗。交流戦の勝ち越しは消え、死守してきたAクラスの座を手放した。野村克也監督(73)は「聞くこと、ないやろ。こんな時も、しゃべらな、いかんか?」とガックリ。

 1回、先頭の坂本に先制アーチを食らった時点でお手上げだった。野村監督は「ベンチのムードは最悪。弱者になりきっている。ポンと先制されたら、跳ね返す気力も技もない」と振り返る。「有銘と長谷部の違いは何だ?

 (前日先発の)有銘はちゃんと抑えている。どこが違う?

 背丈が違う」と、7センチの身長差にボヤキの矛先を持っていくしかない。さらに「向こうの打球、よう飛ぶなあ。もうちょっと球場、巨人の攻撃の時に大きくなってくれないと、太刀打ちできないよ。力の差はどうすることもできない」と、無力感に包まれた。この日は三木谷会長の御前試合で「もう少しです。こう言うときもありますから、耐えましょう」と激励を受けての惨敗だった。9日にも野手3人を入れ替える方向だが、果たして、苦悩から抜ける対策となるか。【金子航】

 [2009年6月9日8時22分

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