イヌワシ戦士は羽を休めない。クライマックスシリーズ第2ステージで敗退した楽天。今季は終戦を迎えたが、仙台市泉区の2軍球場では26日、西谷尚徳内野手(27)ら6人が自主練習を行い、既に来季への戦いをスタートさせた。2010シーズンに向けて、若手選手が燃えている。
次こそは―と期待を受ける楽天。来季の戦力になるべく、西谷は必死にバットを振る。この日は室内練習場で約2時間、ティー打撃などで汗を流した。5年目の今季は、1軍では6試合で22打数2安打に終わったが、6月14日の横浜戦ではエース三浦から中前適時打を放った。今月の秋季教育リーグでは、11日のオリックス戦でバックスクリーンにソロ弾。「今年は勉強になったし、打撃の調子も今までにないほどいい」と、来年への手応えをつかんでいる。
個性も貫く。高校国語の教員免許を生かし、入団当時から学校訪問などで球団の地域密着活動に貢献する。昨オフは本業の野球に専念するために活動を控えたが、今オフについては「必要としてくれている人もいるし、それに応えるのもプロの仕事」と、積極的に子どもたちと交流するつもりだ。楽天は来月上旬にも秋季キャンプを開始する。西谷が、再スタートをはかるチームの波に乗る。【由本裕貴】
[2009年10月27日11時40分
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